『「アミノバイタル®」カップ2021 第10回関東大学サッカートーナメント大会』流通経済大学vs青山学院大学 マッチレビュー

アミノ杯

7月11日(日)17:30キックオフ
流通経済大学(関東1部)vs 青山学院大学(東京都第2代表)
 
◆関東大学サッカー連盟公式YouTubeよりLIVE配信予定/ページ下部URLあり

流経大は、2003年から2019年まで関東1部リーグに所属していましたが、2019年に初の関東2部降格を経験。
しかし昨年シーズン、関東2部リーグで優勝し、1年での関東1部復帰を果たしました。
主な成績として、全日本大学選手権(インカレ)2回,総理大臣杯3回,関東1部リーグ3回,昨年度のアミノバイタルカップを優勝など、輝かしい成績を残している名門中の名門です。

今シーズンは関東1部 第11節終了時点で首位との勝ち点差5の5位につけています。

Jリーグ選手の出身大学No. 1を誇る流経大は、日本代表の守田英正 選手や先日、日本代表へ初選出された江坂任 選手(浦和レッズ)など数多くのプロ選手を輩出しています。

宮本優太 選手(4年/流経大柏)と安居海渡 選手(4年/浦和学院)が浦和レッズ、満田誠 選手(4年/広島Y)と仙波大志 選手(4年/広島Y)がサンフレッチェ広島、佐藤響 選手(4年/水戸啓明)と菊地泰智 選手(4年/流経大柏)がサガン鳥栖、佐々木旭 選手(4年/埼玉平成)が川崎フロンターレと現時点でJ1クラブに7人の選手が2022年シーズンより加入内定しています。

そんなタレント集団 流経大と青学大がどんな戦いになるのか、試合展望をまとめました。


昨シーズン関東2部の舞台で両チームは対戦しており、青学大は3-5,0-5と流経大を相手に2戦2敗を喫しました。
両チーム共に、昨シーズンから出場していた選手が多く在籍しており、青学大にとっては悔しさを晴らす絶好のチャンスです。

青学大の特徴としては、厚みのあるサイド攻撃とカウンター攻撃が特徴として挙げられます。

左サイドでは、キレのあるドリブラー7番 MF 小澤秀充(4年/静岡学園)が左サイドを制圧し、右サイドではキャプテンで2022年シーズンより水戸ホーリーホックに加入内定が決定している2番 MF 後藤田 亘輝(4年/前橋育英)が正確無比なクロスを武器に攻撃を仕掛けます。
その質の高いサイド攻撃から中央に待ち構える10番でエースのFW 大竹将吾(4年/富山第一)がゴールを決める。
この得点パターンが大きな強みであり、青学大の強さと言えるでしょう。

青学大の選手一人一人のクオリティは、流経大の選手にも引けをとらず、互角に渡り合えるはずです。
強豪同士の両チームの一戦。難しい試合の流れの中で、セットプレーなどの1発でゴールを奪えるシーンは試合を大きく変えるため、集中が必要です。

現在、東京都大学リーグでは10試合を終え、試合数の差もある中、首位との勝ち点差5で3位につけています。

リーグでの第6節 山学大戦や、第10節 成蹊大戦等では失点が多くなる試合も経験しているため攻撃力のある流経大に対して、昨シーズンの流経大戦でも最終ラインを組んでいる20番 関根浩平(3年/昌平)と鈴 直樹(3年/広島Y)を中心にいかに失点せずにゲーム運びができるかというところがキーポイントだと思います。

流経大の満田誠 選手(4年/広島Y/広島内定)と仙波大志 選手(4年/広島Y/広島内定)両選手との鈴直樹(3年/広島)のサンフレッチェ広島ユース出身同士の激しいマッチアップにも注目です!

青学大は雪辱を晴らすため、流経大とのビッグマッチに挑みます。
どうなるのか全く予想のつかないこの一戦は関東大学サッカー連盟の公式YouTubeよりLIVE配信されますので是非ご覧ください!

※文中の背番号は「東京都大学リーグ」のものであり本大会では異なる場合があります。

◆関東大学サッカー連盟公式YouTubeよりLIVE配信予定/ページ下部URLあり


【注目選手】
No.10 FW 大竹将吾 選手(4年/富山第一)

2019年関東2部リーグ得点王,U-20全日本大学選抜選出などの輝かしい実績を持つ大竹選手。今シーズンの東京都大学リーグでも5得点で2位につけ、さすがの得点力を見せつけています。青学大が流経大に勝利するにはエースの活躍が必須条件。青学大のエースストライカーのチームを救う活躍に注目です。

雪辱に燃える青山学院大学の応援をよろしくお願いします。


◆LIVE配信