7月16日（金）14：00キックオフ
山梨学院大学（東京都第3代表）vs 日本大学（関東2部）
◆関東大学サッカー連盟公式YouTubeよりLIVE配信予定/ページ下部URLあり
日本大学は2017年度に東京都大学リーグに所属しており、2018年度に関東2部リーグに昇格を果たしました。日本大学は東京都大学リーグにとても馴染みの深いチームです。
6番 DF 近藤友喜（3年/前橋育英）が2023年シーズンより横浜FCに加入内定しています。
今シーズンは、関東2部第11節終了時点で首位との勝ち点差11で6位といまいち波に乗り切れていません。しかし、アミノバイタルカップ本戦では、1回戦で関東1部所属の立正大学を相手に4-1の快勝を収め、2回戦でも関東1部所属の早稲田大学を相手に3-0の無失点完勝を果たし、この準々決勝の舞台まで上がってきました。
山学大vs日大には忘れられない深い因縁があります。2018年度、関東昇格決定戦。
前後半で互いに一点を取り合い、90分では決着がつかず延長戦へ突入。山学大が延長前半2分に勝ち越しに成功すると、1-2のまま延長後半アディショナルタイムを迎えました。誰もが山学大の勝利を確信する中、当時4年生だった日大 金子拓郎選手（現：北海道コンサドーレ札幌）が、延長後半アディショナルタイム2分というラストプレーでスーパーFKを決め、2-2に追いつき日大がPK戦の末、勝利を収めた一戦。日大が劇的な結末で関東昇格を果たしたこの壮絶な死闘は、今もまだ多くの人の記憶に残っていると思います。
激闘から3年。アミノバイタルカップ 準々決勝という大きな舞台で、再度両チームが激突します。あの一戦に敗れ、今もなお東京都1部リーグに所属する山学大と、あの一戦を勝利し、そのまま関東2部リーグに所属する日大。両チーム絶対に負けられない戦いへ臨みます！
そんな日本大学と東京都1部リーグ連覇中の王者 山梨学院大学の一戦がどのような試合になるのか。
試合展望をまとめました。
山学大は、1回戦 関東1部所属の強豪・横浜桐蔭大学を相手に、5得点で東京都1部リーグ 得点ランキング2位につけている14番 FW 平河悠（3年/佐賀東）のハットトリックの活躍もあり3-2で撃ち合いを制すると、続く2回戦 昨シーズン#atarimaeni CUPで驚異のジャイアントキリング優勝を果たした関東2部所属 東海大学を相手に、延長前半9分で先制を許すも、こちらも5得点で東京都1部リーグ 得点ランキング2位につけている9番 FW 安田正太郎（3年/山梨学院）が延長前半アディショナルタイムで強烈なヘディング弾を叩き込み同点に追いつくことに成功すると、そのまま延長戦が終了しPK戦の末、勝利。準々決勝に駒を進めました。
準々決勝でも東京都1部リーグ所属の山学大が勝利を果たし準決勝の舞台へ駒を進めることができるのか非常に大きな注目が集まります。
日大は、結果からもわかるように攻撃力の高さとそれに加え、関東1部所属大学を相手にも失点を許さない守備力の高さも備わっています。サイド攻撃のクオリティが非常に高く、強さとスピードを持ち合わせたサイド攻撃は相手の武器と言えます。そして、本戦の2試合で3得点をあげている9番 FW 鬼京大翔（4年/流経大柏）には要注意です。
日大は選手一人一人の個人能力が高いですが、山学大の選手一人一人の個人能力も決して劣っていません。2019年日本高校選抜に選ばれた経歴もある3番 DF フォファナマリック（3年/尚志）や、2020年の全国高校選手権 優勝の立役者の1人であり、同じく日本高校選抜に選ばれた15番 DF 一瀬大寿（1年/山梨学院）という山学大の2人のCBは1,2回戦を集中力を切らさず強固な守備を維持し続けていました。また、7番 MF 関口凱心（2年/西武台）と8番 MF 平田和也（3年/山梨学院）が中盤で豊富な運動量と安定したゲームコントロールを見せ、攻守に渡って素晴らしい活躍を見せました。
準々決勝でも、日大の高い攻撃力を持った攻撃陣に対して山学大の強固な守備陣で集中を切らさず守り続けること、中盤の安定感を持ってすれば怖いものはありません。
また、山学大は2回戦でメンバー入りしていた選手で4年生が1番 GK 大嶌宏汰（4年/山梨学院）のみと非常に若いチームです。その若いチームを牽引するリーグ得点ランキング2位のストライカー 9番 FW 安田正太郎（3年/山梨学院） ,2019年度東京都1部アシスト王の司令塔 10番 MF 若谷拓海（3年/西武台）,リーグ得点ランキング2位のドリブラー 14番 FW 平河悠（3年/佐賀東）のタレント陣にも注目です！
山学大と日大の一戦では、どうなるのか全く読めない試合展開が予想され、どちらが先に1点を取るかが試合のキーポイントになると思われます。連戦の中で両チーム疲労も溜まる中、勝利のために走り続ける選手たちを是非応援してください！
◆関東大学サッカー連盟公式YouTubeよりLIVE配信予定/ページ下部URLあり
【注目選手】
No.1 GK 大嶌宏汰 選手（4年/山梨学院）
山学大の絶対的守護神。PK戦では2本ストップし、山学大の勝利に大きく貢献しました。
2回戦 東海大戦では登録メンバーの中で唯一の4年生で、キャプテン,チームの大黒柱としてチームには欠かせない存在となっています。チームの最後の砦としてゴールを守り続ける大嶌選手の活躍に是非注目してください！
東京都代表そして都県リーグ代表として唯一勝ち残り、躍進を続ける山梨学院大学。勝てば総理大臣杯出場が決定する大一番。応援よろしくお願いします！
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