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2019年度 第52回東京都大学サッカーリーグ戦3部前期 総括記事

2019/08/13


3部前期リーグ総括

平成から令和へと時代が変わりゆく中、10チームは激しい戦いを繰り返し前期リーグ戦を終えた。
かなり拮抗した展開をみせ、勝点1の差が順位に大きな影響を与えている。
今季の3部リーグは、昨年度2部リーグ所属の山梨東京理科、そして4部からの昇格組、東京都市明星を含む10チームの大学により構成されている。毎年2部昇格をかけた争いが熾烈を極めるディビジョンである。
ここでは、その3部前期リーグをデータや選手のコメントとともに振り返る。

<目次>

・前期順位変動
・現在首位東京理科大学
・得点、アシストランキング1位桜美林大学河野拓人選手にインタビュー
・令和期待の新人プレイヤー特集

3部前期順位変動

2019年前期は以上のような結果に終わった。注目するのは3点。
まず2部から降格してきた東京理科は順調に順位を上げ前期後半首位をキープする強さをみせた。
後期もこの調子を保ち2部昇格を安泰にさせたいところである。
次は昨季惜しくも2部昇格を逃した工学院だが今季は勝利が少なく右肩下がりになっている。
勝点に差がない3部、工学院の後期反撃の狼煙が上がることに期待したい。
最後は明星、日大生資、武蔵野の3校。序盤から日大生資と武蔵野が激しい順位入れ替えを繰り広げる中で最終節明星が2校を追い抜き8位まで順位を上げた。1勝の重みが感じられた。
後期終了時に下位2校は4部へ降格となるが、現状どのチームが降格するか全く見当もつかない展開となっている。
以下前期終了時順位表である。

現在首位東京理科大学

先ほども取り上げたが、現在首位をキープしている東京理科大学は前期6勝0敗3分である。
無敗の強さ、2部との違いを主将の三富優介選手に聞いてみた。

Q.前期無敗の強さの理由を教えてください。
A.チーム全体で競争意識が高いからだと思います。誰が出場しても強いチーム作りをこれからも心がけていきたいです。

Q.今季は3部での戦いですが2部との違いはなにかありますか。
A.空中戦やボールの球際など個の力が2部の方が強いと感じました。来年2部に昇格しても戦えるようにそういうところは2部レベルを意識していきたいです。

Q.前期の記憶に残る一戦は?その理由は?
A.第7節の創価大学戦です。2点差を追いつかれる苦しい展開の中、試合終了間際に勝ち越しゴールを決めて勝つことができました。今までの理科大にはなかった追いつかれても勝ち越す力を証明できたいい試合だったと思います。

後期も東京理科の活躍、2部復帰を期待したい。

31番 三富優介主将

東京理科大学一同

得点、アシストランキング1位桜美林大学河野拓人選手にインタビュー

昨季アシスト王に輝いた桜美林大学河野拓人選手、今季は得点ランキングでの活躍も期待できる。ちなみに昨季前期折り返し時に河野選手は5ゴールで4位タイだった。今年は9ゴールも決めている。そんな彼にインタビューしてみた。

Q.9ゴールで現在ランキングトップです。率直な感想をお願いします。
A.素直に嬉しいです。しかし、これは自分の力ではなく、チームのみんながいてこそのランキングトップだと思うので多方面に感謝しています。

Q.今年は得点、アシストランキングの二冠も夢ではないと思いますが意識はしてますか?
A.まだ後期リーグがありますので、意識するには早いかなと思います。また、目標は3部優勝、2部昇格することです。この目標を達成できるようチームに貢献していきたいです。

Q.前期の記憶に残る一戦は?その理由は?
A.東京理科大学戦です。理由として、引き分けという結果でしたが、前期全試合の中でチームとして1番戦えていたと感じています。失点してからも慌てずに試合運びができるようになったのも成長の1つだと思います。
 

桜美林大学 3番 河野拓人選手

令和期待の新人プレイヤー特集

今年3部リーグでブレイクしている有望な1年生はだれか伺った。
各チームにどんな逸材が存在しているのか、注目必至だ。

質問

①入部1年目で3部にデビューし、試合に出て感じた大学サッカーの価値観を教えてください。また、それが自分のプレーにどう影響しましたか。
②シーズン折り返しですが良かったなと思う点、課題だなと思った点を教えてください。
③前の質問でお答えいだたいた2点のことを踏まえ、後期への意気込みをお願いします。

東京理科大学
松本 遼
15番
CB
前橋育英高校

①2部昇格という目標を掲げて練習から取り組み勝ち点3を積み上げる先輩方の姿を、共にピッチに立って感じてきた中で、真剣に部活動に打ち込む事が出来る最後の4年間においてサッカーに捧げる強い思いを感じました。
組織運営や練習を全てを選手自身で行う状況の中、常にチームを引っ張る先輩の熱い姿に応えてチームを勝たせる存在になるという自覚を持つようになり、その思いがプレーに反映されるようになったと思います。

②良かった点は、無敗で首位を維持し前期を折り返せた事です。また、セットプレーからの得点や組織的守備の形成など、毎試ごとにチームとして仕上がっていった事です。
課題点は、劣勢を勝ちきれない試合が後半戦に見られる事です。

③後期最初の3節が勝負だと思います。3勝して勢いに乗れるように頑張ります。後期は更に厳しい試合が続くと思いますが、東京理科大学のサッカーで勝ち点3を積み重ねて2部昇格へと繋げていきます。


創価大学
留盛聖大
9番
MF
青森山田高校
①大学は高校に比べ、体の強さ・スピード・上手さがまた一段と上がるので、順応するのに苦労しました。それが自身の前期無得点という結果で終わったと思います。

②良かった点はチームが2位という順位で折り返せたことです。昇格の望みがある以上は全力でチームのために戦いたいと思います。課題は自身の決定力不足です。前期の課題を踏まえて、後期はしっかりとチームのために結果を残せていければいいと思います。

③前期2位だからと言って慢心せずに、全力でチームのために戦いたいと思います。


山梨大学
髙野 大海
11番
FW
甲府東高校

①3部とはいえ、どのチームも大学サッカーにかけてる熱さを感じました。常に100%の力を出していかないと戦えないと思います。

②前半戦は開幕から連勝することでチームの雰囲気がとても良かったです。しかし、後半戦では、得点不足により勝ちきれない試合が多かったので、後期では得点を増やせるように、貪欲にゴールに向かいたいです。

③2部昇格を目指して、いつもお世話になっている先輩方たちににプレーで恩返しできるように頑張りたいです。
 


桜美林大学
坂田 天勢
6番
SB
熊本県立第一高等学校

①中学サッカーや高校サッカーとは違う攻撃のスピード感やデュエルの強さを感じました。入部したての頃は、3部と聞いて、大して強くないというイメージを感じていましたが、実際に試合に出場してみると通用しない部分が多々あり、自分の基礎的なプレーの質を向上させる必要があるなと感じ、日々の練習に熱を入れることが出来ました。

②『自分』
広い視野でパスコースを探して攻撃の起点になることが出来ました。
球際の弱さや、ロングキックの精度が課題だと感じました。
『チーム』
仲の良さと持ち前の明るさで全員で一丸となって日々の練習に全力で取り組めました。
全ての試合に負けないように一人一人の技術の向上と、戦術の質の向上が必要だと感じました。

③攻撃力のあるサイドバックを目指してチームに貢献できるようにしたいと思います。
また2部に上がれるように日々の練習でチームを鼓舞していきたいと思います。


東京工業大学
寺倉 慶
9番
MF
名古屋市立菊里高校

①学生主体のチームが多い中で個の力というよりはチームとして完成しているチームが強いなと感じました。そのため、自分が出場するときは自分に何が求められているのか考えながらプレーしました。

②3部なら思ったより通用するなと気づけたことは良かったです。しかし、緊張で消極的なプレーが多かったことが反省点です。

③観客を痺れさせるようなたくさんのゴラッソを生み出します。


工学院大学
児島 有壮
34番
FW,MF
広島国際学院高校

①大学に入ってでもサッカーを続けている熱意というものは試合に出て伝わってきました。対人での戦いは、それらのプライドがあるので絶対に負けたくないです。

②初節を勝ちでスタートできたことや負けそうな試合を引き分けに持っていくなどの粘り強さは試合によってはあったと思います。守備や攻撃の全体統一意識を高め、攻撃のバリエーション、リズムを作ることを課題に挙げます。また、勝てる試合を完全に勝ちにしていくことですね。

③後期は上位に入るには1試合も落とせない重要な試合ばかりなので、勝ちにこだわってチームとしても個人としても成長できるよう、日頃の練習から全力で取り組みたいです。


東京都市大学
二井 樹
19番
Y.S.C.C.ユース

①チーム全員が明確な目標や1つの目標に向かって意識してやればもっと良い結果が出たと思う。勝ち点3を取るために結果にこだわってチャンスメイクしようとしました。

②良かったと思う点はあまり無いと感じたが、試合中や試合前は良い雰囲気だった所です。課題は勝ちきれた試合なのに負けや引き分けといったもったいない試合が多かった印象なのでそこが課題だと思いました。

③少しでも多く勝ち点を取り、諦めず一位目指したいと思います。活躍できるよう頑張ります。


明星大学
渡部遼大
30番
SB・MF
私立和光高等学校

①大学サッカーはパスのテンポが速く、試合展開も速いためひとつひとつのプレーで試合の流れ、勝敗が決まってくることを感じ、自分のプレーでもトラップの置き所などより細かいところにこだわりを持つようになりました。

②チームとして決定力不足というのが目立った前期リーグでうまくいかなかったことの方が多くあったが敗戦から学ぶことも多く、連敗しても腐らず最後はいい感じに折り返せたと思います。

③前期は下位で折り返したが後期では全部の試合で勝ち点を奪えるよう前期の反省を活かし、チーム一丸となり粘り強く戦っていきたいと思います。


武蔵野大学
池田彪真
11番
MF
鹿島学園高校

①監督がいないチームなので、意思の統率が取れていないと試合には勝てないと感じました。また、経験のないポジションで出ることが多かったので、自分の役割を理解して、自分の良さも出すことも考えながらプレーしました。

②ボールロストが少なく、1vs1で積極的に仕掛けることができたのは良かったと思います。ただ、得点に絡むシーンが少なかったと、守備が軽くなることが多かったのが課題です。

③後期は、得点に絡むプレーを増やして、チーム全員で1試合でも多くの勝利をつかめるように頑張っていきます。
 


大学サッカーの洗礼を受けながらも自分の強みを活かしてチームに貢献する期待の新人達、後期だけでなくこれからの活躍から目を離せない。


文:内田


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順位表

  • 1部
  • 2部
  • 3部
  • 4部